Claude Codeが、午後の早い時間に上限に達して止まる。
「スキルを入れすぎたせいかも」と思って消しかけたのですが、その前に数えてみました。
数えるコマンドが、2026年9月に追加された /skill-doctor(スキル・ドクター)です。
スキルごとに「毎回の消費」「使った回数」「最後に使った日」が出て、使っていないスキルには注意書きが付きます。
私の環境では、使っていないスキルが10個あり、どれも1個あたり20トークン未満でした。
この記事でわかること
- /skill-doctorとは何か、どう使うか
- 私の環境で実行した結果(実物の表)
- 表の読み方(なぜ使っていないスキルは20トークン未満なのか)
- 結果を見て、何をするか
- スキル以外の消費を見る /context(補足)と、注意点
/skill-doctorとは:スキルごとの消費を数えるコマンド
スキルは、「/pdf」のように名前で呼ぶと決まった手順で動く、Claude Codeの手順書です。
どのスキルにも「何をするスキルか」の説明が1行付いていて、私は20個入れています。
Claude Codeは、一定時間に読み書きできる文字数(トークン)に上限があって、そこに達すると止まります。
毎回の消費は前から「/context」で見えていたのですが、使った回数・最後に使った日・7日間の量は見えませんでした。
/skill-doctorは、2026年9月5日(日本時間)に出た 2.1.261 で追加されました。

使い方は、Claude Codeの中で「/skill-doctor」と打つだけです。
/plugin 画面の「Stats」タブに表が開きます。
見えるのは、スキルごとに次の4つです。
| 列 | 意味 |
|---|---|
| context | 毎回のやり取りのたびにClaude Codeが読む、そのスキルの説明1行ぶんのトークン数 |
| 7d tokens | この7日間に、このパソコンで、そのスキルを使って仕事をした間に読み書きした量。使っていなければ「-」 |
| uses | 使った回数 |
| last used | 最後に使った日 |
一度も使っていないスキルには、その旨の注意書きが出ます。
最近使っていないプラグイン(スキルをまとめて配る仕組み)も、あわせて出ます。
私の環境で実行した結果
表を文字に書き出したものが、これです(自分で作ったスキルの名前は skill1〜11 に置き換え、プラグイン名は短くしています)。
Skills loaded this session
skill source context 7d tokens uses last used
skill1 userSettings < 20 - 0× never
skill2 userSettings < 20 - 0× never
docs claude.ai sync < 20 - 0× never
docx claude.ai sync < 20 - 0× never
import-memory claude.ai sync < 20 - 0× never
morning claude.ai sync < 20 - 0× never
pdf claude.ai sync < 20 - 0× never
pptx claude.ai sync < 20 - 0× never
skill-creator claude.ai sync < 20 - 0× never
xlsx claude.ai sync < 20 - 0× never
frontend-design frontend-design < 20 - 3× 117 days
skill3 userSettings < 20 - 1× 18 days
skill4 userSettings < 20 - 22× 9 days
skill5 userSettings < 20 473.4k 3× 6 days
skill6 userSettings < 20 3.6m 6× 2 days
skill7 userSettings < 20 674.6m 22× 2 days
skill8 userSettings < 20 4.7m 7× 2 days
skill9 userSettings ~60 55.4m 95× 2 days
skill10 userSettings < 20 2.5m 5× 2 days
skill11 userSettings ~70 22.9m 69× 1 day
context = this skill's one-line listing in the system prompt, included every turn
(dash = not in the current listing, costs nothing; full SKILL.md loads only when it runs)
7d tokens = tokens attributed to the skill over the last 7 days of sessions on this machine
2 skills loaded but never invoked. Each one adds to the system prompt every turn.
Disable in /skills, or remove from .claude/skills.
8 skills synced from claude.ai loaded but never invoked. Each one adds to the system prompt
every turn. Disable in /skills, or turn them off on claude.ai — a deleted synced copy is
re-downloaded on the next sync.
Plugins not used recently
frontend-design last used 107 days ago
Manage these in /plugin
表の下の注意書き2つは、自分で入れた2個とclaude.aiから入った8個を一度も使っていない、という意味です。
そのうち8個は、自分で入れた覚えがないものです。
claude.ai(ブラウザで使うClaude)で有効にしたスキルが、Claude Codeにも自動で同期されて入っていました。
で、肝心の context の列を見ると、20個のうち18個が「< 20」、つまり20未満。
いちばん大きいものでも「~70」、およそ70です。
表の読み方:使っていないスキルは、1個20トークン未満
こんなに小さい理由は、公式ドキュメントに書いてあります。
Claude Codeが毎回読むのは、各スキルの説明1行だけ。
スキルの本文は、実際にそのスキルを使うときにだけ読む。

本棚と同じです。
毎回読むのは背表紙だけ。
中を開くのは、取り出した1冊だけです。
使っていないスキルは、背表紙1行ぶん、20トークン未満しか読まれていません。
私の未使用10個を全部消しても、減るのは200トークン未満です。
7d tokens の列は、その逆です。
使っているスキルほど大きく、私の skill7 は7日間で674.6m(6億7460万)でした。
これはそのスキルで仕事をした量そのもので、消して減る数字ではありません。
結果を見て、何をするか
上限のためなら、使っていないスキルを消しても変わりません。
それでも、一覧が短いほうが、自分がどのスキルを持っているか把握できます。

自分で入れたスキルは /skills で止める
「/skills」と打つと一覧が出ます。
矢印キーで止めたいスキルに合わせ、スペースキーを押すたびに「有効→名前だけ→自分で呼ぶときだけ→無効」の4段階で切り替わります。
無効にしてEscキーを押すと保存されます。
claude.aiから同期されたスキルは、claude.ai側で止める
私の未使用8個がこれでした。
Claude Code側で消しても、次の同期で再び入ります。
止めるなら、claude.ai側でそのスキルをオフにします。
使っていないプラグインは /plugin で外す
表の最後に出た「最近使っていないプラグイン」は、「/plugin」と打った画面で管理します。
補足:スキル以外の消費は、/context で見える
スキルが小さいなら、何が食っているのか。
「/context」と打つと、今のやり取りが何にトークンを使っているかが、種類ごとに出ます。
私の内訳が、これです。
| 種類 | トークン |
|---|---|
| Claude Codeが持つ機能(ファイルを読む・書く・検索する等)の説明 | 24千 |
| 指示書(CLAUDE.md 3枚) | 22.6千 |
| Claude Codeに最初から入っている指示 | 6.7千 |
| スキル(うち最初から入っているものが1.8千。私の20個は残り) | 2千 |
| Claudeが自動で書きためたメモ | 1千 |
| Gmailなど外部サービスとの連携(MCP)の説明 | 0.46千 |
| 合計 | 56.7千 |

私の場合、自分で直せるものの中でいちばん大きかったのは、指示書(CLAUDE.md)3枚の22.6千でした。
Claude Codeは、開いているフォルダの指示書と、その上のフォルダの指示書、それにパソコン全体用の指示書を、全部まとめて毎回読みます。
3枚とも冒頭に、日本語で答えるというルールが書いてあり、2枚は「常に日本語で回答すること。」と一字一句同じでした。
3枚とも自分で書いたのに、同じことを3回読ませていることに気づいていませんでした。
私が今週直すのは、スキルではなくこの重なりです。
指示書の置き方は、別記事「Claude CodeがAGENTS.mdに対応|指示書が1つで済むようになった」で説明しています。
使う前に知っておく注意点
2.1.261より前では出ない
ターミナルで「claude –version」と打つと、バージョンが出ます。
$ claude --version
2.1.263 (Claude Code)
古ければ「claude update」で更新してから打ちます。
最初から入っているスキルは対象外
表に出るのは、自分で入れたスキル、プラグインのスキル、claude.aiから同期されたスキルです。
スマホからは出ない
パソコンのClaude Codeをスマホから遠隔で動かしている(Remote Controlという機能)ときは、「Skill usage reports are not available on this connection.(この接続では使えません)」と返ります。
Claude Codeが動いているパソコンで打ちます。
まとめ
/skill-doctorは、スキルごとの毎回の消費・使った回数・最後に使った日を1つの表で出すコマンドです。
スキルを10個消す前に数えてよかった、というのが今回の結論です。
あなたのClaude Codeには、入れた覚えのないスキルが何個ありますか。
- スキルを、入れたきりで見直していない
- claude.aiとClaude Codeの両方を使っている
- 上限に早く達するが、原因を数字で見たことがない
どれか1つでも当てはまるなら、「/skill-doctor」を1回打って、never の行を数えてみてください。
「うちのClaude Codeの設定、どこから直せばいいか分からない」という方は、AI活用診断で一緒に見ます。
Claude Codeの上限や設定の話は、メルマガで毎回ひとつずつ紹介しています。
ほかのAI活用の実例は「中小企業のAI活用ガイド」に、スキルそのものの作り方は別記事「Claude Skillsとは?初心者向けに使い方と活用例をやさしく解説」にまとめています。
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