【知っ得!】メルマガ配信者のためのメルマガをGmailのプロモーションに入れない方法

「メルマガは届いてるのに、なぜか読まれない…」そんな現象、実はよくあることです。

Gmailでは営業色が強いメールを“プロモーションタブ”に振り分けるため、読者が気づかずスルーしてしまうことが多いのです。

本記事では、なぜプロモーションタブに入ってしまうのか、そしてどうすれば受信トレイに届くのかを、実際のテスト結果を交えて解説。

あなたのメルマガの「開封率を上げる」ためのヒントが見つかるはずです。

メルマガが読まれない…その原因は「プロモーションタブ」かもしれない

Gmailでメルマガが届かない?それ、実は届いてるかも

「メルマガを送ったのに読まれてない」「開封率が下がってきた」……こんなお悩みを抱えていませんか?

実は、あなたのメルマガは届いているのに、読者のGmailで「プロモーションタブ」という場所に振り分けられてしまい、見逃されている可能性があります。

Gmailでは、受信箱が「メイン」「ソーシャル」「プロモーション」といったカテゴリに自動で振り分けられます。

その中でもプロモーションタブは、広告やセール情報など営業っぽいメールが入る場所。

つまり、あなたが心を込めて書いたメルマガが、読者の目に入る前に広告メール扱いされてしまっているかもしれないということなんです。

プロモーションタブとは何か?メインタブとの違い

Gmailの受信トレイには、以下のようなタブがあります:

  • メインタブ:家族・友人・仕事のやりとりなど、個人的で大事なメールが入る場所
  • ソーシャルタブ:SNSやネットサービスからの通知が入る
  • プロモーションタブ:キャンペーン、広告、お知らせ系のメールが自動的に振り分けられる

プロモーションタブは、「営業・広告感がある」「HTMLメール」「画像やリンクが多い」といった特徴のあるメールが対象になることが多いです。

なぜプロモーションタブに入ると開封率が落ちるのか

プロモーションタブに入ると、メインの受信トレイに入るよりも見られにくくなります

というのも、多くのGmailユーザーはメールを見る際に「メインタブ」しか見ていません。

わざわざプロモーションタブを開いてチェックする人は一部に限られているのです。

そのため、プロモーションタブに入るとせっかく届いていても“存在に気づかれない”まま埋もれてしまうことが多いのです。

BENCHMARKの調査では、メインタブ以外も約8割が見ているということでしたが、私のクライアントではプロモーションタブに入ったときとそうないときで、普段の配信に比べて10%〜50%も開封率が下がっています。

読者の属性にもよると思いますが、プロモーションタブに入ることで見られなくなる影響は少なくありません。

参考:メールマガジン購読状況調査 2021年度版

メルマガが「迷惑メール」ではなくても見られない現実

迷惑メールに入っていないのに読まれない――それが、プロモーションタブに入る最大の問題です。

しかもGmailでは、開封されなかったメールが続くと、配信自体をスパム扱いする傾向もあります。

つまり、プロモーションタブに入って読まれない → Gmailが「この人のメールは不要」と判断 → 迷惑メール行き…という負のループも起きやすいのです。

読者の信頼を守るためにも、プロモーションタブへの振り分けを防ぎ、メイン受信トレイに届ける工夫が必要です。

なぜメルマガがプロモーションタブに入ってしまうのか?

Gmailはどうやってプロモーションタブかを判断しているのか

Gmailの振り分けロジックは完全には公開されていませんが、以下の要素が総合的に判断されていると考えられています。

  • 件名の言葉づかい(セールスワードが含まれているか)
  • 本文の構成や表現(売り込み感があるか)
  • HTMLや画像の量(広告メールっぽいか)
  • 差出人情報(個人なのか企業なのか)
  • 読者の行動(過去に開封したか、迷惑メールにしたか)

これらが複雑に組み合わさり、「これは営業メールっぽいな」とAIが判断した場合、プロモーションタブに振り分けられるのです。

プロモーションタブ入りしやすい「NGワード」と表現

Gmailは、件名や本文に特定のワードがあると「これは営業っぽい」と判定する傾向があります。 以下のような言葉は要注意です。

  • プレゼント
  • 特典
  • 購入
  • 期間限定
  • キャンペーン
  • ご案内
  • 無料
  • 事例
  • 講座

また、件名で【】を使ったり、絵文字を大量に使うと「装飾過多」と判断されることもあります。

もちろん、すべてNGというわけではありません。

ただ、こうした言葉を使うときは慎重に文脈を工夫する必要があるということです。

件名を変えるだけで受信トレイに届く!?実体験レポート

実際の検証結果:件名の調整でプロモーションタブ回避に成功

実際に私のクライアントのメルマガで検証したところ、まったく同じ本文で、件名だけを変えたメールが、あるときはプロモーションタブに、あるときはメインの受信トレイに入ったという結果が出ました。

たとえば、以下のような例があります:

  • 「1ヶ月で売上の仕組みを完成させた事例」→ プロモーションタブ入り
  • 「1ヶ月で売上の仕組みを完成させたという驚きのご報告」→ 受信トレイ入り

つまり、「事例」という営業色の強い単語を避け、「驚きのご報告」という自然なコミュニケーション風の表現にしたことで、Gmailが「これは広告ではなく個人的なメール」と認識してくれた可能性が高いと考えています。

件名に必要なのは“会話感”と“体験シェア感”

ポイントは、いかに“広告”っぽく見せないかです。

「〜のお知らせ」「〜のご案内」などのビジネス感満載の表現よりも、 「〜という声をいただきました」「〜な出来事があったので共有します」など、人と人との自然なやりとりを意識した表現が効果的です。

Gmailは「これは広告なのか、それとも個人的な連絡なのか?」をAIで判断しているため、件名のトーンだけで振り分けが大きく変わることもあるのです。

営業ワードを上手に避ける

他の面白い事例では営業っぽいと判断されやすい言葉を、絵文字に置き換えたところプロモーションタブ入りを回避できました。

  • 「【プレゼント動画】売上ゼロから安定させるまでに1年間やったこと」→ プロモーションタブ入り
  • 「【🎁動画】売上ゼロから安定させるまでに1年間やったこと」→ 受信トレイ入り

🎁の絵文字より「プレゼント」というワードの方が営業っぽいと判断されているということですね。

絵文字の多用はスパム判定のリスクが上がりますが、全体に1つだけ使うくらいであれば、あまり影響はないようです。

多用せず「1配信につき1個程度」に抑え、記号というより文脈の補足として活用するのが理想です。

それでも事前にテスト配信をしてプロモーションや迷惑メールにならないことを確認することをおすすめします。

件名だけでなく本文にも注意!プロモーション回避の全体最適とは

本文にも“売り込み臭”が出る要素がある

たとえ件名でプロモーションを回避できても、本文の内容が営業色たっぷりだと結局プロモーションに振り分けられてしまう可能性があります。

たとえば、以下のような構成は要注意:

  • 「今だけ限定」などのセールスコピーを多用
  • 太字・色付き・装飾タグだらけのデザイン
  • ボタンリンクが複数(特に外部リンク)
  • スクロールが長く、画像が多い

本文のトーンが広告色に寄りすぎると、Gmail側は「これは販促目的のメールだな」と判断し、プロモーションタブに入れてしまうのです。

「親しみやすい文章」と「自然な導線」が効果的

件名と同様、本文でも“人と人との会話”を意識することが重要です。

たとえば、次のような工夫がプロモーション回避に役立ちます:

  • 「〇〇様」「△△さん」といった名前を入れてパーンソナライズされたメールを演出する
  • 冒頭に「こんにちは!」「〇〇です」と自然なあいさつを入れる
  • 導入文で近況や想いを語ることで、読者とのつながり感を出す
  • 画像やボタンを使わず、URLリンクだけで構成する

また、1つのメールで伝えたい内容を絞り込むことも大切です。

何もかも詰め込まず、1通のメールで1つのテーマを深堀りしたほうが、「これは役立つメールだ」と判断されやすくなります。

今すぐできる!プロモーションタブ回避チェックリスト

件名を改善するポイント

  • 「事例」「講座」「無料」など、営業印象の強い言葉はできるだけ避ける
  • 「驚きのご報告」「こんな声をいただきました」など、体験シェア風の表現を使う
  • 【記号】や絵文字は1つまで。多用はNG
  • 「〜しました」「〜だったんです」など、ナチュラルな文末表現を意識する

本文・構成のチェックポイント

  • 冒頭で読者に語りかけるような文章にする
  • 装飾タグや画像、ボタンリンクを極力控える
  • 売り込み色の強い言葉はソフトに言い換える
  • 1メール1テーマで、内容を絞って届ける

配信前に必ずやるべきテスト

  • Gmailアカウントを複数用意して、事前にテスト送信を行う
  • 届いた場所(プロモーションか受信トレイか)を確認する
  • 必要があれば件名を調整して再送信する
  • 配信ツールのABテスト機能がある場合は活用する

ちょっとした調整で、同じ内容のメールでも開封率がグッと変わることは珍しくありません。

プロモーションタブに入ってしまう場合は「本文は変えずに件名だけ変えてみる」「装飾を減らす」など、まずはできることから試してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. メルマガがプロモーションタブに入っているかどうか、どうやって確認すればいいですか?

A. ご自身で持っているGmailアカウントを使って、実際にテスト配信をして確認するのが一番確実です。

配信後、自分のGmailを開き、[メイン]タブ・[プロモーション]タブのどちらに届いているかをチェックしましょう。

また、複数のGmailアカウントで確認することで、より信頼性の高い判定ができます。

メール配信ツールによっては「テスト送信」機能があるので活用しましょう。

MyASPの場合はメール作成画面にテストメール送信機能があり、私もこの方法で確認しています。

Q2. 件名を変えてもプロモーションタブに入ってしまう場合、何が原因ですか?

A. 件名以外に、本文の構成やデザイン、HTMLタグの使い方、リンクの数、画像の有無、送信ドメインの信頼性なども影響します。

特に本文で"営業感"が強く出てしまうと、件名が自然でもプロモーション扱いになることがあります。

まずは以下の点を見直してみてください。

  • 売り込みっぽいフレーズ(例:「今だけ限定」)の使用
  • ボタンリンクや画像の多用
  • 文字装飾が多すぎる
  • 読者との会話感が薄い(=テンプレ感)

Q3. 一度プロモーションに入ってしまったら、次からもずっとプロモーションに入りますか?

A. 必ずしもそうとは限りません。

Gmailは送信者ごとの過去の評価や受信者の行動(開封・返信・迷惑メール報告など)を元に、毎回動的に判断しています。

つまり、件名や本文の内容を見直して再送信した結果、受信トレイに届くこともあります

また、読者が一度でも「このメールはプロモーションじゃない」と判断してメインタブに移動させると、以降のメールもメインに入りやすくなります。

詳しくは以下の内容をご参照ください。

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Q4. Gmail以外のメールアドレスではプロモーションタブの心配はないですか?

A. プロモーションタブはGmailのみに存在する機能ですが、Yahoo!メールやOutlook、携帯キャリアメールなどにも自動的にカテゴリ分けする機能があります。

そのためGmail同様に営業感の強いメールが振り分けられるリスクはあります。

どのメールプロバイダでも共通して言えるのは、「読者にとって役立つ、自然なコミュニケーションを意識した内容にする」ことが一番の対策になります。

まとめ

メルマガがGmailのプロモーションタブに入ることで、開封率が大きく下がるケースは少なくありません。今回の検証から見えた回避のポイントは以下の通りです:

  • 件名に「事例」「講座」「特典」など営業色の強いワードを避ける
  • 「驚きのご報告」「あるお客様の声」など、体験シェア型に言い換える
  • 本文でも“営業臭”を抑え、親しみやすい語り口にする
  • 画像や装飾、ボタンの多用は控え、リンクは必要最小限に
  • テスト送信で、どのタブに届くか必ず確認する

とくにABテストを活用して、どの件名で受信トレイに入るかを検証しながら最適化するのが効果的です。

開封率の改善には、細部の言葉づかいや構成が影響することを理解し、メール設計を見直しましょう。

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