PyCharmをアップデートしたらCodexのモデル選択が消えたときの対処法
はじめに
PyCharmを2026.1にアップデートしたあと、AI AssistantでCodexを使おうとしたら、これまで見えていたモデル選択が出てこなくなりました。
「Codexは選べるのに、gpt-5.4(medium)のような表示がない」という状態だと、設定が変わったのか、不具合なのか判断できなかったので調べてみました。
その結果、ちゃんとこれまでのように表示させることできるとわかり、この記事では、今回実際に起きた症状と、その原因、元に戻すまでの手順を順番に整理します。
この記事でわかること
- PyCharm2026.1アップデート後にCodexのモデル選択UIが消えた原因
- 保存先フォルダの変更で何が起きていたのか
- 再初期化と再認証で元に戻す手順
- 次回のメジャーアップデート時に意識したい点
起きた症状
今回の症状は、AI AssistantのチャットでCodexを選択しても、モデル選択UIが表示されないというものでした。
具体的には、チャット下部にあるはずのgpt-5.4(medium)のようなドロップダウンが出てきません。
- AI AssistantチャットでCodexを選択しても、モデル選択UIが表示されない
- チャット下部にgpt-5.4(medium)などのドロップダウンが出てこない
Codex自体が使えなくなったようにも見えますが、今回のメモを見る限り、完全な故障というより、初期状態に近い扱いになっていたと考えると理解しやすそうです。
原因は保存先フォルダの切り替わりでした
原因は、JetBrains IDEのメジャーバージョンアップにより、Codexの設定や認証情報の保存先フォルダが変わったことでした。
これまで使っていたPyCharm2025.x系の保存先と、PyCharm2026.1系の保存先が別になっていたため、新しい側ではCodex関連の情報がまだ存在しない状態になっていました。
- 旧パス:
~/Library/Caches/JetBrains/PyCharm2025.x/aia/codex/ - 新パス:
~/Library/Caches/JetBrains/PyCharm2026.1/aia/codex/
新しいフォルダにはcodexフォルダ、config.toml、認証情報が存在せず、結果としてCodexが未インストール状態と同等になっていたようです。
アップデート後の問題点
PyCharm 2026.1 へのアップデートにより、AI Assistant のチャット履歴(AIの返答部分)は 復元できなくなることを確認しています。
具体的には、アップデート後にこれまでのチャットを開くと、
自分の質問は残っているものの、AIの回答がすべて消えた状態になります。
試しに旧バージョンのファイルをコピーしても回答は復元できませんでした。
おそらくですが、AIの回答自体はもともとローカルに保存されていないのだと思います。
チャット履歴を残したい場合は、アップデートの前に重要なやり取りをコピーしてテキストファイルなどに保存しておく、またはAI自体にチャットを要約させて別のチャットに引き継げるようにしておくことをオススメします。
同様の報告は、JetBrainsのバグトラッカー(YouTrack)に上がっていますが、特に動きはないようです。(2026年4月22日時点)
対処手順
対処は難しくありませんでした。
新しい保存先に対して、Codexの初期化と認証をやり直す流れです。
1.Codexを再初期化する
まず、AI Assistantのチャット画面でCodexを選択し、そのまま何かメッセージを送信します。
するとCodexのインストール処理が走り、aia/codex/フォルダが自動生成されます。
ここで大事なのは、設定画面を探し回るより先に、Codexを実際に動かして初期化を走らせることです。
2.ChatGPTアカウントで再認証する
Codexの初期化後は、ブラウザが起動してChatGPTへのログインを求められます。
そのままログインを完了すれば、認証情報が新しい保存先に入り、使える状態に戻ります。
3.モデル選択が復活したか確認する
最後に、チャット下部に以下のようなモデル選択のUIが表示されれば完了です。
+ ⊙ Codex ∨ Agent ∨ gpt-5.4 (medium) ∨ ▷
gpt-5.4(medium)の部分をクリックすると、モデルとReasoningレベルを変更できます。
UIの見方を整理しておく
復旧後に表示されるUIは、似たような見た目の項目が並ぶので、意味を整理しておくと迷いにくくなります。
Codex ∨: エージェント切り替えAgent ∨: 動作モードの切り替えgpt-5.4 (medium) ∨: 使用モデルとReasoningレベルの切り替え
特に、モデル選択が見えないときは、Codex自体の切り替えと混同しやすいかもしれません。
どのドロップダウンが何の役割なのかを切り分けて見ると、異常箇所を判断しやすくなります。
今回のポイント
今回の問題は、PyCharm2026.1にしたことでCodexの保存先が切り替わり、新しい側では未初期化状態になっていたことがポイントでした。
そのため、いきなり細かい設定変更を疑うより、まずはCodexの再初期化と再認証を試すのが近道になりそうです。
メジャーバージョンアップのたびに同じことが起こる可能性があるとのことなので、次回の2026.2などでも、同じ流れを思い出せるようにしておくと安心です。
まとめ
PyCharm2026.1アップデート後にCodexのモデル選択が消えたときは、保存先フォルダの変更によって、新しい環境側でCodexが未初期化状態になっている可能性があります。
その場合は、Codexを選んで一度メッセージを送り、初期化を走らせたうえで、ChatGPTアカウントで再認証してみてください。
モデル選択UIが復活すれば、元のようにモデルやReasoningレベルを変更できるようになります。
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