【入門】メールを送る時に気をつけること。「メールの形式」には2種類ある?

2021年11月11日

この記事でわかること

・ メールを送る形式には2種類ある

・ テキスト形式のメール

・ HTML形式のメール

・ メルマガではHTML形式を使った方が良い理由

メールの形式には文章のみで構成される「テキストメール」と、画像や文字の装飾といった見た目を変更できる「HTMLメール」があります。

テキストメール

テキストメールの特徴

テキストメールの特徴には次のようなものがあります。

  • すべてのメールソフトで表示可能
  • テキストだけなのでHTMLメールに比べて容量が小さい
  • 本文に図や画像を使用できない ※添付ファイルとしてつけることは可能です。
  • 文字の色や大きさを変えられない

テキストメールはテキストのみで構成されるため、特別な知識がなくても作成が簡単で、セキュリティによってブロックされる、つまり迷惑メールとして判定される可能性が少ないメールです。

見た目も飾り文字や記号、アスキーアートを使ったり、段落分けをして読みやすくしたりすればメルマガとして問題のないレベルの内容を作成することは可能です。

テキストメールの例

例えば、こんな感じです。

テキストメールの例


しかし、画像を配置したり、動画のサムネイル表示をしたりといったことができないため、どうしても地味な見た目になりがちです。

また、テキスト以外の情報をもたせることができないため、開封数の計測が行なえません
これはメルマガ配信においては致命的なため、基本的にはHTML形式を使うことになります。

HTMLメール

HTMLメールの特徴

HTMLメールの特徴には次のようなものがあります。

  • メールの受信側でHTML形式に対応したメールソフトが必要になる
  • テキストメールに比べてメールの容量が大きくなる
  • 本文に図や画像を挿入できる
  • 文字の色や大きさを変えることができる

HTMLメールはHTMLというWebサイトを作るための言語を使ったメールになるため、Webサイトのように文字の色やフォント、大きさを変えたり、画像や動画を入れたりといったことができ、文章だけのメールよりも具体的なイメージが伝えやすく、視覚的に訴えかけることが可能です。

※まさにこんな感じで文字の太さを変えたり、文字の背景色を設定できたりします。

HTMLメールの注意事項

文字を大きくしたり、色を変えたりと装飾ができるので、ついつい派手にしたくなるところですが、過剰な装飾は迷惑メールとして判定されやすくなるので注意が必要です。

迷惑メールとしての判定には過去にあった迷惑メールに類似しているかどうかという基準があります。

迷惑メールというのはその性質上、中身が目立つように派手になりがちです。
そのため、過剰な装飾をした結果、過去の迷惑メールに似ていると判断されてしまう可能性があります。

文章量にもよりますが、文字を大きくしたり色を変えたりするのは、1回のメールにつき重要となる数カ所にとどめておきましょう。

また、HTMLメールとして開けるかどうかは、そのメールを開くソフトがHTML形式に対応しているかどうかによって変わりますので、きれいに装飾しても受け取り側によってはHTML形式で表示されないためかえって見づらいメールになることがあります。

それでも近年のGmailやYahoo!メールの利用状況からHTMLメールの内容が見づらいといったことは少なくなっています。

HTMLメールを使いたい理由

いちばん重要なところでは、HTMLメールではメールの開封数の計測ができますので、送信したメルマガがどのくらい読まれているのかを把握できます。

※計測機能があるかはメルマガ配信スタンドによって変わりますので使用するメルマガ配信スタンドで計測が行えるかを必ず確認してください。ちなみに私がオススメするMyASPなら間違いないです。

開封率を調べる方法についてはこちらの記事をチェック!

メールの開封率は費用対効果を測るためにも絶対に必要な要素なので、きちんと計測するようにしましょう。

また、メールではリンクをクリックしてもらうことで他のサイトなどに誘導することができますが、HTMLメールの場合は、そのリンクのクリック率も計測できます。

開封率やクリック率の計測は必要な要素ですので、メルマガ配信時にはHTMLメールでの送信を推奨いたします。


ここに書いたこと以外でメールを送るときに気を付けることは、やはり誤字脱字のチェックです。
誤字脱字のあるメールはそれだけで相手から馬鹿にされてしまいます。
また、書いた文章が日本語として間違っていないかどうかも気にしましょう。

そこで、誤字脱字がないか、文法や「てにをは」が正しいかを自動的にチェックしてくれるサイトがありますのでぜひ活用しましょう。
詳しくは以下の記事をチェック!

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