なぜメールの開封率が100%にならないのか

開封率の仕組み
開封率はメルマガ内に小さな画像を埋め込み、それが読み込まれたかどうかで計測することができます。
つまり、
「開封数(画像の読み込み数) / メール配信数 × 100」(%)
という計算式となります。
広告からメルマガ登録される場合にはLP(ランディングページ)の内容を読んで、「この人のメルマガを読みたい!」と思って登録しているはずなので本来であれば100%近く開封されるものだと思いますよね。
しかしながら、現実的には様々な理由でそれはありえません。
例えば、
- メールを開くソフトが画像を読み込まない場合
- Gmailなどでは迷惑メールフォルダーに入ったメールの画像が読み込まれません。
- 設定ミスなどでメールをテキスト形式で送った場合、画像が設定されないため開封数が計測できません。
- メールアドレスの登録間違い
- 登録時のメールアドレスが間違えているため、そもそもメールが届いていない。
- 登録後にメールアドレスが変更になったため、メールが届いていない。
- メールのレピュテーションが低くて開封されにくい
- 配信元としての信頼度が低く、送信したメルマガが迷惑メールに振り分けられたため開封されない
- 配信元としての信頼度が低く、送信したメルマガが迷惑メールに振り分けられたため開封されない
などの理由があるので、結果的には高くても80〜90%くらいが上限になります。
はじめはレピュテーションボリューム(送信したメール通数)が小さいので受信者によっては迷惑メールに入るケースが比較的多いと思われます。
長期的にメールの品質(なるべく多く開封されたり、リンククリックされるように)を高く保ってレピュテーションが向上するように運用していかなければなりません。
開封率を上げるためには?
1.件名はできるだけ短く メールソフトで表示される件名が見切れないように15文字程度を意識しましょう。
2.件名には目を引く言葉を入れる お得感や新情報、実データに基づく数字などを盛り込みましょう。
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3.配信するタイミングをターゲットとなる読者に合わせましょう。
開封されるタイミングを考え、 例えばビジネスマンなら通勤時間帯、主婦層であれば平日の昼など。
曜日も意識しましょう。